ご挨拶
私たちは、昔ながらの「伝統的な木の家作り」に関わる仕事をしています。
私たちが生まれた1970年代には、地域の山から木を伐り出し、職人の手仕事で作られる民家が、山を守り、日本の町並み・里の風景を育む地域の風土を残していました。しかし、職人の手仕事は産業機械へと移り変わり、木や土や石などの素材は、合板や樹脂などの工業製品に変わり、何百年と続いてきた地域の風土は失われ続けています。
今消えようとしている「地域の風土」を守る為に、私たちができる事から始めようと考え、子供から大人まで楽しめる「くむんだー」を活用して、「伝統的な木の家作り」の啓発活動を行っています。
昔の人たちが繋いでくれた 風土 を、未来の子供たちに渡せるように。
2017年春
私たちは、職人が作る木の家ネット の地域会として活動しています。
くむんだー
「くむんだー」は、伝統的な大工技術である貫工法によって、柱・貫・楔だけで組み立てや解体が行える「木のジャングルジム」の名称です。
「くむんだー」の対象は子供たちであり、大人たちも一緒に参加することにより、家族そろって楽しむことが出来る「木育玩具」です。木槌で楔を打ち込む作業は、木の柔らかさ硬さ、温かさ、香り、表情、木槌の音など、五感で感じることができ、立体として組み上がっていく過程は、子供たちに「モノづくりの楽しさ」と「達成の喜び」を体験する場となります。
現在「くむんだー」は、「木育」のツールとして期待され、社会的ニーズへの対応という視点でとらえることが出来ると考えています。
私たちは、全国くむんだー 木のジャングルジム協会 の一員です。
木育イベント等で「くむんだー」の公演依頼を、お受けしています。
ご関心をお持ちの方は、お問合せフォームからご連絡ください。
気候風土適応住宅
建築物のエネルギー消費性能に関する法律は、近い将来の小規模建築義務化に向けて進んでいます。このまま進むと、各地域の気候風土と文化に合わせて作られてきた伝統的な木造住宅を建て難くなることが危惧され、国土交通省より2016年3月末に「気候風土適応住宅のガイドライン」が示されたことにより、伝統的木造住宅の継承の道がひらかれました。
「伝統的な木の家作り」を実践している私たちが、自然素材を用い職人の手により作られる「気候風土適応住宅」を、建築に関わる方をはじめ一般の方まで広く知って頂けるよう活動をおこなっています。
メンバー
井関 佑馬【井関屋】
八百津町 伊岐津志1932-8
岩井 靖【岩井工務店】
八百津町 八百津6418
https://www.iwaikoumuten.com/
遠藤 寿紀【トシ建築】
八百津町 伊岐津志1932-3
https://www.toshi-ken2020.com/
岡崎 元【岡崎製材所】
八百津町 八百津3499
https://www.kanemasu-okazaki.com
各務 博紀【各務工務店】
八百津町 久田見1734
https://www.facebook.com/daikukakamu/
園田 博和【一級建築士事務所So no ie】
八百津町 伊岐津志2160-1
http://www.sonoie.jp
野村 裕樹【野村建築】
八百津町 伊岐津志 2462-6
http://nomuken802.com
水野 友洋【水野設計室】
八百津町 錦織1152
https://mizunosekkei.jp
木の家ネット岐阜 事務局(担当 水野)
℡ 090-4769-1004
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