岐阜県建築士会 ぎふ木造塾主催の「東海地域の気候風土適応住宅」現場見学会に、木の家ネット岐阜のメンバー3人が講師として、気候風土適応住宅の説明に行ってきました。
岐阜でご活躍されている建築士25名の方が参加して頂きました。
以下2件の物件をご覧頂きながら、説明させて頂きました。
1.一宮の石場建て(2019年竣工/施工:岡崎製材所/設計:水野設計室)
【内真壁石場建て/一部二階建て:116㎡】 ※平成29年度 サスティナブル採択物件
2.愛知の石場建て(2016年竣工/施工:各務工務店/設計:水野設計室)
【内外真壁石場建て/厨子二階:102㎡】
定員20名での現場見学会でしたが、即日定員に達する人気ぶりで驚きました。
最近では見かけることの少なくなった伝統工法の現場を興味深く見学して頂き、講義後には多くの質問を頂き、改めて伝統工法の関心の高さを実感しました。
実際に、伝統的な木の家作りをしている建築士の方は少なかったですが、参加者の若い方の中には「今後やってみたい」と考えている方もいらっしゃいました。
住まい手の方に知って頂き良さを感じて頂く方も大切ですが、作り手の方々との繋がりを広め、特に若い方へ伝えていくことは、「伝統的な木の家作り」を未来に残していく為に必要であると感じました。